7月に見られる花
ウリノキ
ウリノキ

ウリノキ【瓜の木】


花期/6~7月 科目/ウリノキ科

 

ウリノキは葉が瓜の葉に似ていることから。花は6月、素晴らしく特徴的な花で個人的に大好きな花。蕾の時は細長い円柱形、開くと68本の花弁が、外側にくるくる~と巻き上がってご覧の姿

 

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ホオノキ
ホオノキ

ホオノキ【朴の木】


花期/6~7月 科目/モクレン科

 

ホオノキは樹高30m、葉は30cm、花は手のひらサイズ!!

花期は6月でエキゾチックな花姿と芳香はまさに脊梁マダム

葉には殺菌作用があるため食材を包んで、朴葉寿司、朴葉餅などに使われる。また火に強いため味噌や他の食材をのせて焼く朴葉味噌、朴葉焼きといった郷土料理の材料として利用されている。材としても下駄の歯や水に強く手触りが良いため、包丁の柄やまな板に使われたりしてとても重宝な木。

 

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ウチョウラン
ウチョウラン

ウチョウラン【羽蝶蘭】


花期/6~7月 科目/ラン科

 

ウチョウランは乱獲により自生するものは極めて稀な地生ランの一種、10cm前後の小柄な多年草で紫色の可憐な花を数個から十個程度つける。本州、四国、九州、および朝鮮半島南部の低山の湿った岩場に自生する。球根一つが数十万円で取引されていた時代もあったとか。

 

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ワタナベソウ
ワタナベソウ

ワタナベソウ【渡辺草】


花期/6~7月 科目/ユキノシタ科

 

ワタナベソウは発見者の名前をとってワタナベソウ。襲速紀(そはやき)要素の極めて稀な植物、絶滅が危惧されている。襲速紀 とは、そ襲の国(九州中部)、はやすいせと速吸瀬戸(四国)、き紀の国(和歌山周辺)の 頭文字をいう。日本固有の植物が多く見られる。

 

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シモツケ
シモツケ

シモツケ【下野】


花期/6~8月 科目/バラ科

 

シモツケは北海道から九州にかけての日本各地、朝鮮および中国の山野に自生する。成木の樹高は1mほどであり、初夏に桃色または白色の集合花を咲かせ、秋には紅葉する。和名は下野国に産したことに由来するという。同じシモツケ属の仲間にはコデマリ、ユキヤナギがある。 シモツケは富士山にも咲いている。寒さに強く、日当たりを好む。

 

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カラマツソウ
カラマツソウ

カラマツソウ【唐松草】


花期/6~8月 科目/キンポウゲ科

 

カラマツソウは北海道から本州の山地~高山帯の草地に自生する高山植物。花がカラマツの葉の付き方に似ているのでこの名前が付いた。花期は6-8月、花弁はなく白い花は雄しべの集まり。

花言葉は「献身」

 

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ヤマアジサイ
ヤマアジサイ

ヤマアジサイ【山紫陽花】


花期/6~7月 科目/ユキノシタ科

 

ヤマアジサイは梅雨といえばアジサイ。日本国内には沢山の種類があるが、多くはヨーロッパで品種改良されたもの。その原種がこのヤマアジサイや海岸沿いに多いガクアジサイといわれる。本種はブナ林などの広葉樹林の谷筋などに生育する。花の色は薄く紅色を帯びるものから白色、紫色を帯びるものなど多様である。周りの花ビラ状は萼 (がく) といわれる装飾花。

 

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イワキンバイ
イワキンバイ

イワキンバイ【岩金梅】


花期/6~8月 科目/バラ科

 

イワキンバイは山地の岩場に生える。葉は通常3個の小葉からなり、花は約1センチの5弁花。岩と岩のわずかな隙間に生え、真夏に黄色い花を咲かせる。キジムシロやミツバツチグリ、ツルキンバイなど、どれも似ているが生息地や葉の形で見分ける。

西日本の多くの県で絶滅危惧種に指定されている。

 

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キレンゲショウマ
キレンゲショウマ

キレンゲショウマ【黄蓮華升麻】


花期/7~8月 科目/ユキノシタ科

 

キレンゲショウマはシオジやサワグルミの林床に自生する日本の固有種。近年では鹿の食害により絶滅の危機に瀕している。宮尾登美子原作の小説「天涯の花」で取り上げられ有名となった。8月中旬頃に咲くため、昔は盆花としてお墓に飾られていたとか。

 

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